初めての昇降式デスクに最適な高コスパ&簡単組立です。
皆さんこんにちは。iOtaku管理人のRyota(@iOtaku_R|Twitter)です。
今回は、「立って」作業が可能になる電動昇降式デスクである「SANODESK E150 」のレビューです。
あのApple本社であるApple Parkもすべてのデスクに導入したというトレンドの「スタンディングデスク」ですが、その使用感はいかなるものか。
今回は、実際に組立時のレビュー含めて、試していきます。
SANODESK E150 ホワイトメイプル天板
・これは何?
電動昇降式デスク
・ここすき
人に勧めやすい、かなり良心的な価格設定
組み立てが恐ろしく簡単
木の質感が程よい
・うーん
重厚感はそこまでない
・総評 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
星5・とてもオススメ
本レビューは、FlexiSpot様より商品の提供を受け、執筆しております。
【更新情報】
2024/08/31に、最新の情報に更新しました。
Contents
SANODESK E150のおすすめポイント
3万円を切るという非常にハイコスパな本製品。
コスパを抑えながら様々な機能が搭載されているのは、FLEXISPOTさんのノウハウと、配送専売に特化させたコストカットの代物です。
特におすすめなポイントは以下の3点「組み立てが非常に簡単」「流行りの特殊機能が全部盛り」
組み立てが非常に簡単
何より天板にドリルで穴を開けたり、
ややこしい配線があらかじめ取り付けられた状態で届けてくれるため、
脚パーツを取り付けるだけで机の形になり、作業時間は15分ほどで組み上がる簡単さ。
かなり画期的です。
流行りの特殊機能が全部盛り
コンパネの充電ポート
手元で充電ができる便利設計です。
配線をスッキリまとめることができ、とても便利。
リュック等をかけられるフックが左右に搭載
他にも、リュックやヘッドホンがかけられるフックが左右両側に付属します。
普通はオプションか社外品を取り付ける必要があるので、お得感があります。
質感も上々、ぐらつき等の不満はほぼなし
付属のメープル天板の質感も上々です。
手触りとしてはサラサラとしていて、コーヒーなんかをこぼしてもシミになりにくそうなコーティングです。
また、左右を持って揺らしてみても、異音やぐらつきもほとんど無し。
快適にタイピングや作業が可能。
基本的な部分も抜かりなく、高い完成度でした。
組み立ての感想
それでは、実際に開封して行こうと思います。
あらかじめユニットは取付済み、足を取り付けるだけの簡単組立
SANODESK E150の何が凄いかというと、
あらかじめパワーユニット等の細々とした機械が「すでに天板に取り付けられている」ことです。
普通こういった「バラバラで届く」家具を組み立てる際、ネジの多さや工程の複雑さが億劫になりますが、
流石はFlexiSpot、ノウハウがある分考えられています。
大まかな工程が「足を取り付け」「コントローラーを取り付ける」の二つのみ。
恐ろしくシンプルで簡単です。
ドライバーが付属。事前に必要な工具は一切無し
普通、このような大きな天板と脚のセット担っているデスクは、木の天板に穴を開ける為に
電動ドライバー等が必須である場合がしばしばありますが、
SANODESK E150はユニット式の簡単組立設計。最小限のネジを手で締めるだけで完成します。
事前準備が開封に必要なハサミがいる程度で、とても良心的です。
実際の組み立て工程
1人でも簡単に組み立て可能。一人暮らしでも安心です。
1.細々としたパーツを取り付け
まずは電源タップ等を入れ配線をきれいにするためのボックスと、
机の昇降を操作するコントローラーをそれぞれ取り付け。
予め天板に取り付けるためのネジ穴が用意されているので、片手でくるくると簡単に取り付け可能です。
2.脚の取り付け
明らかに見た目が重そうな脚パーツですが、捻ってはめる技アリ構造で、とても簡単にセットできます。
3.地面に接するパーツの取り付け
こちらも上にポンと乗せてねじ止め。もう出来上がりました。
作業時間計15分程度。恐ろしく簡単でスピーディです。
完成図
昇降時の音は思ったより大きくないです。多分電動歯ブラシと同じかそれより少し小さいくらい。
振動で床が揺れる感覚もありません。静かに静かに昇降するので深夜でも安心して使用できそうです。
高さは73~121cmの範囲で調整でき、筆者の身長が170cmくらいなので、立った時の高さは、大体104cm前後に設定しました。
何気にミリ単位で調整できるの、すごすぎです。
SANODESK E150の実際の使用感
ここからは、実際にSANODESK E150を試してみての使用感の感想を。
グラつきはほとんど無し。剛性は十分。
また、さすがの脚部の重量だけあって剛性は相当なものです。
スタンディングでの作業時に、グラつきをある程度は覚悟していたのですが
ほとんどグラつきはありませんでした。
天板を持ってガクガクと揺らしてもほとんどグラつかないので、キーボード操作程度であればまずグラつかないので非常に快適です。
勿論この状態でコンセントを引っこ抜いてもいきなり縮んだりしないので、安心ですね。
意外にかっこいいコントロール部
各ボタンにはメモリー機能があり、好きな高さを記録することが可能です。
今回は左から「スタンディング時」「通常時」「ちょい高め(椅子保管・動画鑑賞ゲーム用)」で記録しています。
ワンプッシュなので、「毎回上ボタンを長押しし続ける」必要が無いのはGOODです。
USB給電が可能な高スペックコンパネ
なんとこのコンパネ、USBポートが二つ搭載されており、手元充電が可能。
冷静に考えてこれで3万円ですよ?お得感がすごい。
ただ、急速充電等には対応していない模様です。
メープル天板の質感も上々
手触りとしてはサラサラとしていて、コーヒーなんかをこぼしてもシミになりにくそうなコーティングです。
反射のテカリや安っぽさもそこまでなく、快適に作業ができそうな天板になっています。
高級感や剛性という点では、まだ上位機種が優位
正直、ここまでの品質の高さだと「高い昇降式デスクの立場が無くない?」と思うほどの完成度でした。
しかしながら、やはり耐荷重が50kg程度である点や、付属の天板の質感など、
上には上があるように思います。
特に沢山のモニターや大きなスピーカー、キーボードで運用したい、といった方や
天板は絶対天然の檜がいい!といったこだわり派の方には上位機種がおすすめなように感じました。
逆に言えば、天板にそこまでこだわりの無い方、
また、昇降式デスクを試してみたいんだという方には非常におすすめできる製品です。
昇降式デスクを導入してみて大きく変わったこと
ここからは、実際に昇降式デスクを使い込んでみて大きく変わったポイント、
また通常のデスクと比べて大きなメリットであるなと感じたポイントを紹介していきます。
集中力の持久力が上がった
ZOOMやMicrosoftTeamsなので行われるオンライン授業は、一日数時間をモニターの前で過ごすことになるので、精神的にも肉体的にも結構こたえます。
座り続けるのがしんどいとは、いざやってみないとわからないものですね。
血流も悪くなるし、なにより眠くなるのが非常にしんどかったのですが、そう思ったときにスタンディングの状態にしてやると、作業を中断せずに体を動かせるのでこれが非常に快適でした。
眠くなったり、気だるくなってきたらスタンディングの状態に移行する→数十分立つのに疲れたらまた座る
というサイクルで作業を続けたら、非常に楽になりました。
椅子の高さに合わせられる
これは盲点でした。
私はアームレストのついているゲーミングチェアを使用しているのですが、このアームレストが邪魔で、いままでは机の下に椅子がうまく収納ができず困っていました。
しかしこのFlexispot E3君、高さ調節はお手の物。全然余裕で収納できます。
正しい姿勢として、肘からキーボードまでが水平に一直線になるのが好ましいとされていますが、椅子の高さが微調整できなくとも正しい姿勢を作ることができるのは非常に大きなメリットであるなと感じました。
実際に肘から水平になる高さに合わせると非常に楽な姿勢になります。
まとめ
SANODESK 電動昇降デスク E150
メリット
- 人に勧めやすい、かなり良心的な価格設定
- 組み立てが恐ろしく簡単
- 木の質感が程よい
デメリット
- 重厚感はそこまでない
いざ使用してみると、 「立つことができる」以上のメリットがあります。
その快適さはおそらく導入後、実際に疲れる作業を行ってみないとわからないかもしれません。
これまでかなり高額だった昇降式デスク、ついに3万円を切る価格帯で登場しました。
コスパはそれらの商品群と比較するとかなり高め。常用スペックで不満点も全くありません。
非常に快適なデスクです。とてもおすすめです。