皆さんこんにちは。iO管理人のRyota(Twitter)です。
メイン機をM1 MacBook Airに変えてから半年ほどが経ちました。
結論としては非常に快適。母艦のiMacより処理が速く、M1の力に感心してしまいます。
ところが、やはり新しいシステムにはつきものの相性問題、私の環境ではGoProがWEBカメラとして使えない事態が起きました。
そこで今回は、M1 MacBookとゴープロを接続し、WEBカメラとして使えるように試行錯誤した結果、使える様になったので備忘録としてシェアしたいと思います。
Contents
使用環境
PC:MacBook Air 2020 (M1プロフェッサー・macOS BigSur ver11.4)
カメラ:GoPro HERO9
ケーブル:普通のUSB-Cケーブル(写真はApple製)
ちなみにモニター裏への固定と横から出す方法としては、
セルカ棒(写真はRICOHとベルボンが共同設計したこの製品)をカメラ用クランプ(SmallRig製)で固定し、
GoProを簡単に取り外しできるようにUlanzi製のクリックリリースを取り付けています。
尚、白いケーブルにはアップル純正のUSB-Cケーブル(2m)で接続しており、GoPro側の蓋は同Ulanzi製のものに換装しています。
強度も十分で通常使用に当たってブレや落ちてしまう等の問題も発生していません。
対処前
ゴープロをWEBカムとしてMacで使えるようにするための手順として
- HERO9 Black、HERO8 Black、HERO7 Blackのいずれかを用意
- ゴープロ本体のバージョンを最新にする
- GoProウェブカメラデスクトップユーティリティをインストール
- ZOOM、Microsoft Teams等のソフトで使いたいカメラ(GoPro)を選択
- 無事配信
といった流れだったのですが、どう試しても「使いたいカメラ(GoPro)を選択」で躓く。
GoProが選択画面に出てこなかったんですね。
原因はたぶんM1チップに対応したソフト側
色々と調べると、どうやらZOOM側のアップデートが原因みたいでした。
というのも、M1チップに最適化されたバージョンアップがなされていたのですが、これが悪さをしていた模様。
というわけで、インテル版Mac用のソフトをDLしたところ、無事ゴープロをカメラとして認識してくれる様になりました。
旧verのZOOMのダウンロード先
大事なのは、M1(Apple Silicon)に最適化”されていない”方をダウンロードするということです。
また、ZOOM起動時に毎度毎度「更新ZOOM」とポップアップが出ると思いますが、
これも鋼の意思で無視。
これで当環境では解決しました。
終わりに
なかなか苦戦しましたが、どうやらこのバグはGoProだけでなくSONYのミラーレス一眼をWEBカム化するソフト「Imaging Edge Desktop」でも同様の問題が起きているそうです。
私もα7Ⅱのユーザーですので、繋げられたら便利だなと感じていましたが、この方法でImaging Edge DesktopもちゃんとZOOM側が認識してくれました。
参考になれば幸いです。
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