比較レビュー・正当”深化”「ゼンハイザー IE 100 PRO」IE40proと詳細比較レビュー。レンジと空間表現に磨きがかかりました。

レンジ、解像度共に手堅く向上した、名作の後継種に相応しいモデルに仕上がりました。

皆さんこんにちは。iOtaku管理人のRyota(@iOtaku_R|Twitter)です。

今回は、待望の「ゼンハイザー IE40 PRO」の後継モデルに当たる「IE100 PRO」のレビューを行なっていきます。

ケーブル自体の耐久性や、端子の規格が汎用可能なIE 400 PRO, IE 500 PROと同じ「Pentaconn Ear」であるなど、元々完成度が高かったIE40 PROのマイナーチェンジモデルと言えます。

見た目は全く変化なしで、音質の傾向も大差ないかと思いきや、はっきりと知覚できる進化がありました。

以下、実際に聞き比べてみての詳細レビューです。

【更新情報】2021/08/25に、ゲーム使用感についての追記を行いました。

Sennheiser IE 100 PRO

・これは何?

 ステージユースのモニターイヤホン

・価格

 13,000円(Amazon

・ここすき

 豊かな低域と優れた中高音域の表現

 先代譲りのバランスの良さ

 先代を超える空間表現と低域の表現

・うーん

 やはり現れたPentaconn Ear規格

 遮音性はやや他社製品が有利

・総評 ⭐⭐⭐⭐⭐️

 星5・とてもオススメ 

開封の儀

いつものパッケージ

正確な音を出すモニターイヤホンは数あれど、ステージや音楽の現場でタフに使えるような「コストパフォーマンス」に優れたイヤホンはかなり数が絞られていました。

そんな中でモニター機器の名門ゼンハイザーからリリースされたIE40PROは、その値段に見合わない非常に性格で優れた表現力は、新参にもかかわらずシェアを奪い取っていきました。

モニターを前提にチューニングされたイヤホンということもあり、その解像度とレンジに支えられた定位感によってゲーミングでの使用も最近では目立ちます。

そんな「10,000円台最強」と名高いIE40PROの後継種。期待しないわけがありません。

ご対面。パッと見ほどんどIE40

色はクリアブラックです。

中身が見えているというのはいいものです。

付属品

付属品

本体、イヤーピース、説明書にキャリングケースです。

このケースのデザインが秀逸で、口の部分に針金のようなものが入っており、紐等で縛らなくても勝手に閉じて中身が飛び出さないようになっています。シルエットも綺麗で、ここはかなりお気に入り。

IE40Proと比較

左がIE100、右がIE40

見た目は完全に同じ。

本当に細かいところで差があるのかもしれませんが、私は型番の印字以外で見分けられませんでした。

端子はIE 400 PRO, IE 500 PROと同じ”Pentaconn Ear”

音質レビュー

どこでも楽にいい音セット

視聴機材は、iPhone12 ProとAstell&Kern PEE51×ddHiFi TC28i、及びMacとAudient id4 Mk2です。

【iOtakuによる音質評価】

高音域・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟

中音域・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟

低音域・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟

空間表現・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟

迫力・・・・4 ⭐⭐⭐⭐☆

味付け・・・星2 ⭐⭐☆☆☆

僕はベースとピアノが弾けるので、それらの楽器に注目してヒアリングを行いました。

傾向はややフラットで、音場は狭めです。モニターイヤホンのようなチューニングが面白く無いぐらいフラット、というわけでもなく、十分な音圧で曲を聞いていて気分がいいです。

  • ゼンハイザー特有の綺麗に伸びる高音域
  • 正確に定位をつかみ取れる高い解像度と定位感
  • ベースの輪郭まで担保した正確で迫力ある重低音

かなり音質、良いです。

では実際に曲を聞いてレビューを。

RockSound

最近話題のヨルシカです。

コンポーザーであるn-buna氏とスタジオの技術で生まれる「音圧を担保しつつダイナミックレンジをできるだけ殺さない、立体感のあるマスタリング」が非常に高いレベルで感じられます。

音圧戦争が一定の収束を見せている中、再生機器や配信環境のスペックの向上によりより高品質な楽曲が増えています。そんな作り手のこだわりをしっかり表現できるスペックは心強いです。

DARKGLASSのベースの歪みから、ボーカルのウィスパーボイスの高いところまで正確に、質感を持ちながらちゃんと鳴らしてくれます。

IE40Proも、低域をしっかり鳴らしてくれるポテンシャルを持っていたのですが、IE100Proはより低音域に磨きがかかっているように感じました。具体的には、ドラムのキックの表現の質感が向上していて、ローエンドの輪郭もしっかりと表現しきれている点はとても好印象でした。

JazzSound

珍しい5/4拍子で有名なジャズナンバー、TAKEFIVEです。

特に力強いドラムソロがお気に入りなのですが、スネアの質感がすごいですね。単純にスネアの音だけでなく、空間で反響している音、他のドラムやスネアが少し揺れる音まで空間的な情報を含めて聞くことができます。非常に広がりを感じさせる音です。

IE40Proと比較しても、やはりローエンドの質感が向上しています。より正確にきれいに鳴る様になった印象です。

またIE40Proにはあった高音域の刺さりがかなり改善されています。慣れもあるのかもしれませんが、エージングはじめたてのIE40Proは少し耳が痛かった。

EDMSound

みんな大好きNCS、Alan Walkerです。

音圧と定位感、そして意外にも低音域の他に高音域の存在感が試されるEDM系の音源も、余計な歪みもなく綺麗に?鳴らしてくれます。

低音が足りなければバイブスも下がるし(死語)、高音域が足らないと刺激が少なくなります。

なお、EDMに関してはあまりIE40Proとの差は感じられませんでした。(多分そもそも細かく聞くジャンルでもない)

ゲームでの使用感

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環境はASTRO MIXAMPです。

それぞれAPEXとスプラトゥーンをプレイしました。

音質、定位感、ともに良し。

敵の位置が明確にわかります。

特にAPEX・スプラトゥーン系のゲームは空間定位が非常に重要ですが、ステレオの分離感も良好なので、音が混ざりにくくはっきりと上下左右が聞き取れました。

ASTRO MIXAMPは元々定位感に優れたゲーミングアンプですが、相性が非常に良いですね。足音の方角がわかるというより、空間の広がりが感じられるリアリティがあります。

また、APEXなどは距離、キャラクター、地面の材質設定などにより決められた足音の周波数がないことが難儀で、クセのあるイヤホンやヘッドホンなどであれば敵の足音が全く聞こえない、といった事態が起きます。

その点プロユースで製作されている分、ゲーミングイヤホンなどより正確な音が鳴るので安心ですね。

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ASTRO MIXAMPでのEQ設定についてはこちらをご参照ください。

総括 買い替えは妥当か?

一部分のマイナーチェンジと思いきや、低音域と高音域の端の方のレンジが拡大しているような音質にブラッシュアップされていました。

IE40Pro愛好家の方は、いますぐに乗り換えるべき!とまではいきませんが、買い替えた時には確かな音質の向上がレンジの拡大という形で実感できるかと思います。

お気に入りのコスパの良い名機がより進化してくれました。シンプルに嬉しいです。

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