マウスを超える操作の選択肢は、作業を非常に快適に。
皆さんこんにちは。
iOtaku管理人のRyota(@iOtaku_R|Twitter)です。
メインの環境がiMacになってから数年、僕はずっとマウス派であり、トラックパッドの恩恵を授からずにいました。
ですが今回、ついにApple Magic Trackpad 2導入しましたので、
- マウス派の僕がどう感じたか
- 何が便利なのか
- 値段に見合った快適さは存在するのか
といった部分を詳細にレビューしていこうと思います。
Apple Magic Trackpad 2
・これは何?
ワイヤレスタッチパッド
・価格
・ここすき
デザイン
パッドならではの「ジェスチャー」機能
圧倒的な操作の安定感
・うーん
特になし
・総評 ⭐️⭐️⭐️⭐️☆
星4・かなりオススメ
【更新情報】
2024/08/22に、最新の情報に更新しました。
Contents
開封の儀
Appleの製品を購入した際の一大イベントの一つ、開封の儀です。
このぴったり収まっている感じがいいですね。
付属品は本体・説明書・そしてLightningケーブルの3つ。
シンプルです。
外観レビュー
それでは本体のディテールを見ていきます。
まず感じるのは、圧倒的なこの薄さ。
そして仕上げの美しさです。
鋭利で美しく、一切の無駄を排したかのようなミニマルなデザイン。
この薄さであれば、机をなぞるかのような違和感のなさで操作ができます。
背面は電源とLightningポート。
白い部分はアンテナ部ですね。
最厚部ですがその厚さは約10mm。圧巻です。
電源スイッチはヘアライン加工がなされています。
細かいところまで、値段を感じさせる高級感ある佇まいです。
裏面にはゴム足が四つ。ツルツルした面でも全く動じません。
Magic Keyboardと並べて
色々とキーボードに関しては悩んだ事がありますが、やはりこの絶妙なキーストロークの浅さと、机との段差の少なさ。そしてデザイン面でMagic Keyboardに勝るキーボードには、まだ出会えていません。
僕の好きな作家さんもMagic Keyboard派であることも影響していたりしています。
そんな純正同士のセットアップはやはり完璧ですね。
ミリ単位で同じ高さになるよう調節さていて、手首の負担も最小限に抑えられています。
違和感なくキーボードとトラックパッドを行き来出来るのは、やはり純正であるAppleの技術力がなせる技でしょう。
では実際に、使用感のレビューです。
使用感
Macとの接続はケーブルを繋ぐだけで完了するので、煩わしいペアリングなどの作業なく、すぐ使用し始める事ができました。
動作は良好。Bluetooth3.0ということもあり、途切れることやラグ等も一切無し。
非常にスムーズに動作します。
表面のサラサラとした質感も非常に心地よい手触りです。
また、ずっとマウスを使ってきたので、やはり最初は慣れが必要ですが、マウスではできない操作が出来る快適さには目を見張るものがありました。
いくつか「これは便利だ!」と感じたジェスチャーを紹介します。
Apple Magic Trackpad 2の便利なジェスチャー
1.拡大/縮小
MacBookやノートPCではおなじみのピンチイン・ピンチアウト機能です。
画像を扱う際や、細かい資料・ウェブサイトなどを見る際に非常に便利です。
同じ環境でも、直感的な操作で可読性が大幅に向上します。
2.フルスクリーンアプリケーション間をスワイプ
めいいっぱいスクリーンに広げたウィンドウを切り替える際、
「縮小」「ウィンドウ選択」「全画面化」と数ステップ踏まなければならない動作が、このジェスチャーで一瞬で切り替え可能です。
大きな画面で作業したいけれど、切り替えが面倒といったユーザーの葛藤を解決してくれる優秀な機能です。
3.Mission Control
これはたくさんのウィンドウを全て表示・選択出来るようになる機能。
マルチタスク時や、ウィンドウを複数立ち上げている際に「あれあのウィンドウどこだっけな…」と迷う事がなくなります。
特に僕などは、音楽のMIX作業中にたくさんのエフェクトのウィンドウを開くので、重宝しています。
5.デスクトップ表示
少しPCから離席する際や、デスクトップのフォルダーに用がある時に非常に重宝する機能です。
同じ機能がショートカットキーにもありますが、このジェスチャーの優秀なところは、ウィンドウの位置をそのままで瞬時に元にも戻せるという事。
これはトラックパッドでしかできないので、非常に重宝しています。
どれも直感的に動作するようになっているので、是非設定から有効化を試してみてください。作業効率が何倍も上がります。
Apple Magic Trackpad 2の、iPadでの使用感
iPadOSが13にアップデートされたことにより、新しく出来るようになった「トラックパッドをiPadで使用する」といった使い方も、実際に試してみようと思います。
結論から述べると、文章執筆などのクリエイティブな作業が一気に楽になりました。
例えば文章を作る際のカーソルの移動、エクセルのセル移動など、細かい操作が必要な作業が一気に楽になります。
他にも上のスタイルのようにノートPCスタイルで作業すると、いちいち手を伸ばさなくて良くなるので、手を大きく動かす必要が減り、とても快適になります。
動作も安定しており、とても魅力的な組み合わせに感じました。
まとめ
見た目が美しいだけでなく、とことんユーザーのことを考え抜かれて作られたプロダクトです。
確かに値段は周辺機器としては高いですが、その価値は十分にあると言えます。
これまでずっとマウス派だった方は、慣れるのに数日かかるかもしれません。ですが、使いこなせると非常に優秀なデバイスである事がわかると思います。
所有感も上々。早く買えばよかったです。