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皆さんこんにちは。iOtaku管理人のRyota(@iOtaku_R|Twitter)です。
今回は、4Kで144Hzのリフレッシュレートを誇るハイエンドゲーミングモニター「LG ゲーミングモニター UltraGear 27GP950-B」のレビューです。
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- 4K/144Hz/HDRの条件下ではかなり高コスパ
- 4辺フレームレスのミニマルなデザイン
- かなり明るい視認性の高いスペック
- 自動入力切り替えがついていない
- スタンドの奥行きがでかい
【更新情報】
2024年6月3日に、最新の情報に更新しております。
開封の儀
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かなりデカめの箱です。
付属品
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付属品については以下の通り。
- DisplayPortケーブル(DP1.4・1m)
- HDMIケーブル(HDMI2.1・1m)
- ACアダプタ
- ACケーブル
- マウスケーブルホルダー
- マニュアル冊子類
値段を考えると驚きはしませんが、
地味にマウスケーブルホルダーが付属している点は好印象です。
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LG 27GP950-BのHDMIビデオ入力は4K・120FPSの映像伝送が可能なHDMI2.1に対応していますが、付属ケーブルはUltra High Speed HDMIケーブル認証を取得していました。かなり高品質でしっかりとしたケーブルが付属します。
ただ、僕自身の環境だとスタンディングデスク&モニターアームとかなり配線が長めで取り回す必要があったため、
今回は別途長めのケーブルを購入しています。
コストパフォーマンスの高さ、ケーブル質感の良さ、そしてバリエーションと在庫の安定性からいつもお世話になっているCable Mattersのケーブルです。おすすめ。
組み立て
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スタンドを設置します。
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ネジで固定して
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自立
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裏にネジを取り付け画面部を引っ掛けて完成です。
カチリと収まりのいい音がします。
外観レビュー
前面
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4辺フレームレスのミニマルなデザインが最高です。
スタンドも実物をみると、思いがけずシュッとした端正でシャープなデザインでした。
2mm程度の外枠を含めて、パネル上の上左右の非表示領域の幅は8mm程度、下は15mm程度です。
背面
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LGのゲーミングライン特有の、なかなかに攻めたデザインをしています。
背面LED部
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背面の思わせぶりな半透明の丸、内部にLEDが仕込まれており、スイッチをおすと輝き散らかします。
後述しますが、専用ソフトとの連携で、画面表示に合わせたライティングが楽しめます。
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ちなみに、LED奥のドット模様になっている部分は吸排気スリットのようです。
4Kで144hzとなると発熱もある程度することを加味した筐体デザインになっています。
スタンド部
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続いてスタンド部。
ユーザーから見える側には、控えめにNVIDIAのステッカーと、LGのロゴがあります。
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反対側には「Ultra Gear」とこれもロゴ。
ちなみに写真上部にちらりと写っている部分は、ケーブルを引っ掛けておくパーツで、
ヘッドホンハンガーなどは搭載されていません。
可動域
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スタンドは可動式になっており、全高で高さ465mm~575mmの範囲内で調整できます。
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上下チルトの可動域は仕様通り下に5度、上に15度です。
ちなみに写真は、スタンド高を最低にして撮影しています。
ちなみにピポットにも対応しているため、付属スタンドで縦向き使用も可能です。
ここまでのスペックのモニターを縦使用する機会は皆無かと思いますが、、
スタンドの奥行きがかなり”でかい”
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本モニターですが、スタンドの奥行きがかなりデカめなので、コンパクトな奥行きのデスクだとかなりせり出して設置することになりそうです。
モニター自体の重量は5kg程度のため、別途モニターアームの導入がおすすめです。
使用感レビュー
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ここからは、実直に使用感をレビュー。
高精度なキャリブレーターやセンサー等は持ち合わせていないので、簡単に思ったことを述べていきます。
4K/144Hz/HDRの条件下ではかなり高コスパ
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4K/144Hz/HDR/VRRという条件下で、今回はセールも組み合わさりAmazonにて8万円ほどで入手できたこともあり、
コスパはかなり高いように思います。
また流石のLG製。色の発色や正確性もMacBook等のディスプレイと遜色ないレベルです。
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DCI-P3 98%の広色域を可能にした、高い色再現性を実現するNano IPSテクノロジーと、VESAが策定したディスプレイ向けHDRの基準となるDisplayHDR™ 600に対応。4Kゲームのリアリティあふれる世界観を美しく鮮やかに再現します
LG公式商品ページより
軽い画像編集から、かなりしっかり目にFPS等のフレームレートが求められるゲームまでこなせるスペックを誇っています。
4辺フレームレスのミニマルさ、没入感の高さ
モニターを選ぶ際、いつもフレームレスデザインを選ぶようにしていますが、やはり良いですね。
劇的な違いかどうかを問われるとそうではないものの、やはり余計な要素が廃されているデザインは映像に対しての没入感を高めますし、モニターアームを導入すればあたかも画面が浮いているかのようなシームレスさを得ることができます。
PS5にて、4K/120Hz/HDR/VRRの動作を確認
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スペック通りの設定が可能です。
最高画質でのプレイは流石クオリティ
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新しく導入したモニターで、グランツーリスモ7をプレイ。
その解像度の高さと、ダイナミックな明暗差の描き方は「眩しい」と感じるほどの美しさでした。
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また、夜の首都高をドライブ。
黒の表現も上々、白飛び、黒潰れ等も感じられず良い質感です。
独自機能「Sphere Lighting 2.0」は飛び道具的な楽しさがある
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先述の背面LEDとソフトとの連携により、複雑なライトアップが楽しめます。
BGMや効果音に合わせて背面の光が変化するサウンド同期モードと、映像の色合いに合わせて光が変化するビデオ同期モードを搭載。プレイするゲームに合わせて、さらなる臨場感を演出します。
Amazon商品ページより
かなり色の再現度や鮮やかさが高いので、より視界いっぱいに映像コンテンツが飛び込んでくる新鮮な没入感を得ることができます。
ややライトアップには遅延あり。FPSには不向き
ただ、モニターの応答速度は1msと高速ながら、このライティング自体は若干遅れて画面と連動する印象を受けたので、
FPSなどでランク戦を行う際には切ったほうが無難かもしれません。
YouTubeや友人とのRPGなどでの使用だと、より没入感が上がりとても楽しい機能です。
自動入力切り替えがついていない
まさかの未対応。
確かに誤動作でゲームプレイ中に勝手に画面が切り替わることはないメリットはあるとはいえ、
ここには選択式での実装がされていれば尚良かった。
まとめ
![](https://i-otaku.com/wp-content/uploads/2022/12/LG-UltraGear-27GP950-BDSC06252.webp)
- 4K/144Hz/HDRの条件下ではかなり高コスパ
- 4辺フレームレスのミニマルなデザイン
- かなり明るい視認性の高いスペック
- 自動入力切り替えがついていない
- スタンドの奥行きがでかい
幾つか気になる点はありましたが、
そのコスパと性能には偽りなく、期待通りの映像表現が楽しめたのは紛れもない事実です。
総合的な評価としてはかなり満足のいくモニターでした。