皆さんこんにちは。iO管理人のRyota(Twitter)です。
今回は、コンパクトな縦置き対応のWi-Fiルーター「TP-Link Archer AX3000」のレビューです。
TP-Link第2弾となる縦置きモデルのWi-Fi 6ルーター。
「Archer AX80」よりも小型化され、シリーズ最小クラスのコンパクト筐体を実現しているとのこと。
実際に使用してみるとより手軽なサイズ、より快適なスペックで「ちょうどいい」
より万人に勧めやすいWi-Fiルーターであるように感じました。
TP-Link Archer AX3000
メリット
- ギガビットポートを3つ搭載
- とてもかんたんな初期設定
- 書籍サイズのコンパクトさ
デメリット
- 特になし
本レビューはTP-Link様より提供を受け、執筆しております。
公式HP商品ページ・公式サイト・公式Twitter
【更新情報】
2024/09/13に、最新の情報に更新しております。
Contents
開封の儀
それでは実際に見ていきます。
化粧箱はそこそこコンパクトなサイズでした。
内容物
内容物は非常にシンプルです。
本体、LANケーブル、電源アダプターと取説類。
ちなみに付属していたLANケーブルはカテゴリー5e(cat5e)のケーブルでした。
TP-Link Archer AX3000外観レビュー
前面
同社Archerシリーズ最小クラスと謳われるだけあり、
本体は非常にコンパクトです。
背面
本製品は設置方法として
- スタンドを用いた縦置き
- 壁掛け
の二通りがあります。
背面にはその壁掛け設置用のポートがあります。
ポート部
青とオレンジの2色で構成されているLANポートです。
本体は非常にシンプルなデザインながら、接続部は分かりやすさを優先したビビットなカラーになっている点は非常に良心的。
青色のLANポートにONUやWANを接続し、各デバイスはオレンジ色のLANポートに接続します。
特筆すべきコンパクトさ
500mlのペットボトルより低い程度のコンパクトさです。
大体文庫本以上、a5版以下程度の高さで、厚みはほとんどハードカバーの書籍程度。
本棚に収まっていても違和感がない程度のコンパクトなサイズです。
これくらいの薄さ、コンパクトさでありながら
Wi-Fi6に対応しており、最大3.0Gbps(2402Mbps + 574Mbps)の速度を誇っているのは頼もしい限りです。
使用感レビュー
ここからは、実際に使用してみての感想をば。
億劫な設定は殆どなし。非常に快適な初期設定
TP-Link社のWi-Fiルーターは、アプリの作り込みが他社を圧倒していて、非常にサクサクと動くUIで簡単に初期設定や動作設定が可能です。
実際に初期設定を行いましたが、ほとんど自動で設定してくれ、すぐにセットアップが終わりとても快適でした。
安定性や通信速度も満足のいく結果
では、実際に速度を測りながらレビューしていきます。
尚、計測にはFast.comを利用しました。
環境は戸建ての光回線(IPV4・PPPoE接続・1Gbps)で、
計測環境はMacBook Air(2021・M1)、iPhone12Pro
ともにWi-Fi6(802.11ax)での接続です。
有線でのテスト
有線ではほぼ理論値が出ています。
非常に快適。
iPhone12Proでのテスト
平日昼間に5回ほど計測し、誤差は±10Mbps程度でした。
レイテンシの数値も上々です。
また、ルーター付近でのアップロードの数値がかなり高い数値を出していることも特筆すべきポイントです。
まとめ
FPSのゲームや動画のストリーミング再生など、
複数人が同時に通信速度と容量を求めていても、安定したネット環境を提供してくれました。
コンパクトながら最新の規格に対応している
まさに「ちょうど良い」Wi-Fiルーター。
巷には非常に高性能で、その能力を十全に発揮することが難しいルーターがたくさんありますが、
最新の規格にも対応しつつ、コンパクトでコスパの良いWi-Fiルーターとして、本製品は非常に良い選択肢と言えるでしょう。