新しい僕の相棒です。
皆さんこんにちは。
iOtaku管理人のRyota(@iOtaku_R|Twitter)です。
今回は、僕が愛用しているワイヤレスイヤホンの「NUARL N6 pro」を半年間使用したレビューです。
オーディオ機器に関しては楽器演奏者として一切妥協したくない僕が出したベストアンサーです。本当に良いイヤホンです。
NUARL N6 Pro
・これは何?
完全ワイヤレスイヤホン
・価格
9,800円(Amazon)
・ここすき
最高の音質
デザイン
連続11時間再生
・うーん
専用アプリでEQカスタムできない
ケースがqi充電非対応
・総評 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
星5・とてもオススメ
【追記:21年7月に後継機であるNUARL N6 Pro2が発表されました。】
【iOtaku的ヘッドホン評価】
音質・・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
装着感・・・星4 ⭐⭐⭐⭐☆
デザイン・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
コスパ・・・星3 ⭐⭐⭐☆☆
携帯性・・・星4 ⭐⭐⭐⭐☆
【機能評価】
☑︎aptX(超低遅延)・ ☑︎防水(IPX4)・☑USB type-C
☑Qualcommチップ搭載・☑マルチポイント接続
□ノイズキャンセリング・□qi充電・□純正アプリ
Contents
見た目・質感
ボディーは艶消しのマット加工。最上位機種にふさわしい高級感のある佇まいです。
側面を覆う様にあしらわれたゴールドの意匠がこれまたいい。
イヤホン本体
N6 Proのデザインを担当したのは、NT01シリーズも担当した日本のプロダクトデザイナーである「Nasataka Takahashi(BATTLES DESIGN)」氏です。
デザインにも一切の妥協がない姿勢が好感が持てますし、他社のデザインとも一線を画したかっこいい筐体です。
装着感の向上ともたらしてくれるループがついています。
「L」「R」の印字もわかりやすいところにあるので、迷わなくて良い。
今回、イヤーピースには付属品のSpinFit CPP360を装着。
医療用グレードの高品質なイヤーピースが付属するのは嬉しいです。
3つの物理ボタンが本体上部にあるので、再生停止・曲送り・音量調節が片手で全て操作可能。
スマートフォンをいちいち取り出さなくて良くなるので、とても助かります。
充電ケース
本体と質感が同じであるところにプロダクトデザインのこだわりが伺えます。
正面のLEDで充電状況を確認できます。
高速充電に対応しており、ケースに15分入れるだけで2時間の連続再生が可能に。
ケース内にはマグネットが内蔵されており、イヤホンが吸い寄せられる様に納まります。
AirPods Proを想起させますね。とても便利。
ただ、ワイヤレス充電に対応していないのはかなり痛いです。ぴえん。
装着感
かなり良いです。
いわゆる二段目が耳に快適にフィットするので、外れにくく、遮音性の向上にも貢献してくれています。
音質
【iOtakuによる音質評価】
高音域・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
中音域・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
低音域・・・星4 ⭐⭐⭐⭐☆
空間表現・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
迫力・・・・星4 ⭐⭐⭐⭐☆
僕はベースとピアノが弾けるので、それらの楽器に注目してヒアリングを行いました。
購入時からエージングは進み、今は音質も落ち着いてきた頃合いといえます。傾向はややフラットで、音場は広めです。音圧もあり出ていて楽しく聴けます。
- 高い解像度がもたらすクリアで透き通るサウンド
- 優れた脳内定位感と音場の広さ
- 高解像度な現代音楽を正確に鳴らし切るポテンシャル
- ブーストされた厚みは無いが、正確で輪郭のある重低音
かなり音質、良いです。
では実際に曲を聞いてレビューを
Rock Sound
震えました。
恐ろしい空間表現力です。
女性ボーカルにかけられたリバーブの減衰感がリニアに感じられ、あたかも「音楽が目の前に広がる」かの様な鳴り方をします。
また、中高音域の伸びが凄いので、ギターのクランチ具合やドラムのハイハットの金属感に、生音のような煌びやかさを感じることができます。
Classic Sound
Keith Jarrettの名盤「The Melody At Night, With You」を聴くと、ピアノの音の質感は勿論、僕は音のきめ細かさの表現を見極めるときいつもピアノのダンパーノイズ(ペダルを踏んだ際、鍵盤を離した時にダンパーなどの機構が元の位置に戻る音)に注目して聞いているのですが、ダンパーノイズの小さい音もしっかり音にできていてとても満足です。
スピーカーで聞いている様な正確な定位性能でジャムセッションが非常に心地よく聞くことができます。
スネアが擦れる音、フィンガーノイズ、奏者の息遣いまで今まで聞こえなかった音が聞こえる感動は、とても大きいです。ワイヤレスイヤホン、ここまで来ました。
低音域について
インターネットなどの評価を見る限り、「低音が弱い」 という声を良く耳にします。
筆者自身の感想としては、購入時と比較して「100時間程から深く鳴るようになる」ように感じます。また、
- 脳味噌がズンズン揺れるような重低音 は全く無い
- ジャズベースやチェロの深い音を充実に再現する重低音 には富んでいる
ので、ゴリゴリのダブステップを聞く方にはお勧めできませんが、プログレッシブハウスを聞くような方にはとてもおすすめです。
NT01AXと比較して
かなり変わってます。
前フラッグシップモデルであるNT01AXと比較すると
- 解像度は向上し
- 空間表現も強くなった
- ただ音の迫力はNT01AXの方が上
と、よりナチュラルな音質へのアップデート、といった具合に感じました。
よりピュアオーディオよりのチューニングになったとも言えます。
買い替えは本当に正解でしたね。
N6 ProからNT01AXに付け替えると音像にモヤがかかったような聞こえ方になります。
初めてNT01AXを手にした時は、ワイヤレスイヤホンでは最高レベルの音圧と高音域表現に驚きましたが、N6 Proはその前モデルを軽々と超えてくれました。最高です。
あと、爆裂Power ONアナウンスは治っています。(重要)よかった。
総括
Good
- 中高音域が非常にクリアで高解像度
- デザインがイカしてる
- 片手で全部操作できるの最高
Bad
- 脳を揺らすような重低音は無い
- ケースがワイヤレス充電に対応していない
総合的に見ても、とても完成度が高いワイヤレスイヤホンです。
せめて、、、ワイヤレス充電に対応してくれたらもう花丸100点満点ですね。
これからの僕のメイン機です。お世話になります。
もし不安なことがあったり、「こんな作業がしたいならどっち?」「何処で買えばいいの」といった質問がある方は、僕のTwitterをフォローしていただいて、リプライかDM、質問箱で聞いていただければお答えできますので、どしどし質問してみてください!
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