皆さんこんにちは。iO管理人のRyota(Twitter)です。
今回、ずっと憧れだった全自動のコーヒーマシン「De’Longhi (デロンギ) 全自動コーヒーマシン マグニフィカスタート ECAM22020B」を購入したので、実際にしばらく使用してみてのレビューをしていきたいと思います。
実は、実家に前スタンダートモデルに当たる「マグニフィカS ECAM22112B」があり愛用していた経験から、スタンダードモデルのマグニフィカSとの比較も行っていけたらと思います。
De’Longhi マグニフィカスタート ECAM22020B
メリット
- ワンプッシュで高クオリティなコーヒーが楽しめる快適さ
- 凹凸が減り、掃除のしやすいコンパネ部
- 気が聞くようになったコップ受け・ホッパー部
デメリット
- ちょっと高い
- コーヒーかすのタンク満タンがちょっと早い
【更新情報】
2024/12/06に、最新の情報に更新しております。
Contents
外観レビュー
マグニフィカスタートを、実際に使用してみてのレビューをば。
これまで物理ボタンが複数あり、どちらかといえばクラシカルなデザインでしたが、
よりお手入れがしやすいフルフラットのパネルへ進化。
パネルはフラットになりましたが、ロゴは立体感あるデザイン。
のっぺりしすぎず、マシンの高級感を感じさせるいい意匠です。
使用感レビュー
ここからは、実際に使用してみてのレビューを。
クレマの美しいエスプレッソが自宅で楽しめる感動
よくある格安のコーヒーマシンでは味わえない、
最適な条件でエスプレッソコーヒーを淹れた際に生まれる、混ぜても簡単にはへたらない上質なクレマが出来上がります。
コーヒーの抽出方法はさまざまですが、クレマができるのはエスプレッソコーヒーを淹れたときのみです。
高い圧力をかけてコーヒーを抽出するエスプレッソでは、コーヒー豆に含まれる炭酸ガスが逃げ場を失うという特徴があります。
抽出が終わると一気に空気中へと放出され、滑らかなクリーム状になるというわけです。
自身が今家にいて、飲んでいるとは思えない、上質なコーヒー体験ができる喜びもひとしおです。
先代のマグニフィカSとマグニフィカスタートの比較と進化点
先代のマグニフィカSを使っていた経験と、マグニフィカスタートを使ってみて
大きく変わったと感じた点が以下の3つです。
- カップ裏に傷がつかない加工になった
- 豆を入れるホッパー部が快適に進化
- よりフレーバーが華やかに、ほんの少しだけコクが強く出るようになった
それぞれ、詳しくみていきます。
カップ裏に傷がつかない加工になった
このカップを置く部分ですが、ステンレス部よりも黒いプラスチック部が少し浮いて出ているんですね。
マグニフィカSだと、直にステンレスにあたるため柔らかいカップだと裏に傷がつくし甲高い音がするわで大変でした。
正直、このカップおきにコースター等マットを引いておけば、全く無問題です。
その他の不満はほぼない、完成度の高いコーヒーマシンだと思います。
豆を入れるホッパー部が快適に進化
本体上部ホッパー部ですが、プラスチックの網が入っていることにより、より豆を入れやすくなっています。
これまでは、跳ねたり慣らしたりと一手間必要な印象でしたが、細かいながらより良い方向に進化しています。
豆から選び、飲み方を手軽に変えられる愉しさ
夏はフレッシュな浅煎りを楽しんだり、焙煎所を巡ってお気に入りのブレンドを選んでみるなど、
自身の好みに合わせた選択肢が広がるのは、コーヒーマシンを導入したからこそ愉しめる部分だと思います。
自身の好みに合わせられるのは、喫茶店では満たすのがなかなか難しいニーズであると感じます。
おまけ・毎日スタバ生活とコスパはどっちがいい?
コーヒーを喫茶店で購入する場合と自宅でコーヒーマシンを使用する場合のコストパフォーマンスを比較するために、損益分岐点(ブレークイーブンポイント)を計算します。
前提条件だけ与えて、Chat GPT君に計算してもらいました。
与えられた条件
- 喫茶店でのコーヒーの価格: 430円/杯(スターバックス ドリップコーヒー Tallサイズで想定)
- コーヒーマシンの初期投資: 100,000円(定価・ポイント還元分は含まず)
- 自宅でのコーヒー1杯あたりのコスト:
- コーヒー豆使用量: 10g
- コーヒー豆の価格: 500円/100g ⇒ 5円/g
- 豆代: 10g × 5円/g = 50円/杯
コストの計算方法
- 喫茶店で購入する場合の総コスト:
[\text{総コスト(喫茶店)} = 430円 × N]- 自宅でコーヒーマシンを使用する場合の総コスト:
[\text{総コスト(自宅)} = 100,000円 + (50円 × N)] ここで、( N ) はコーヒーを飲む総杯数です。これらを計算すると、、、[N = \frac{100,000円}{380円} ≈ 263杯]
つまり、263杯以上のコーヒーを飲むと、自宅でコーヒーマシンを使用する方が経済的に有利になります。日常生活への適用
ユーザーが 毎日1杯のコーヒーを飲むと仮定すると、
[263杯 ÷ 1杯/日 ≈ 263日 ≈ 8.6ヶ月]したがって、毎日コーヒーを飲む生活を続ける場合、約8.6ヶ月でコーヒーマシンの導入がコストパフォーマンス的に有利になります。
まとめ
損益分岐点: 約263杯
毎日1杯の場合の期間: 約8.6ヶ月
コーヒーを1日1杯飲むペースであれば、約9ヶ月で自宅のコーヒーマシンが経済的にメリットをもたらします。もちろん、これは単純な計算であり、他の要素(電気代、メンテナンス費用、喫茶店でのその他の消費など)は考慮していません。これらを加味すると、実際の損益分岐点は若干変動する可能性があります。
外でも喫茶を楽んだり、飲まない日も年間100日はあると考えて、大体1年くらいでお得になるみたいです。
まとめ
De’Longhi マグニフィカスタート ECAM22020B
メリット
- ワンプッシュで高クオリティなコーヒーが楽しめる快適さ
- 凹凸が減り、掃除のしやすいコンパネ部
- 気が聞くようになったコップ受け・ホッパー部
デメリット
- ちょっと高い
- コーヒーかすのタンク満タンがちょっと早い
「手軽に自宅でコーヒーを楽しみたい!」というニーズを満たす選択肢はたくさんあります。導入コストを抑えて味を求めるならカプセル式が浮かびますし、そこに維持コストを考えるとミル付きの格安のコーヒーマシンもあります。
そんな中、あえてこのマシンが良いと思える点に溢れた本製品。何よりコーヒーの本場イタリアのメーカーが日本市場向けに調整してくれたローカライズモデルとなれば、味に間違いがあるはずがありません。