

皆さんこんにちは。家電オタクのRyota(@iOtaku_R|Twitter)です。
今回は、JBL社から発売された話題のヘッドセット、JBL QUANTUM 100のレビューです。
結論から述べると、「U5000帯最強」です。
JBL QUANTUM 100
・これは何?
ゲーミングヘッドセット
・価格
3873円(Amazon | JBL QUANTUM 100・2020/07/11時点)
・ここすき
驚愕の軽さ(220g)・JBLチューンの高音質
・うーん
プラスチックの質感
・総評 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
星5・とてもオススメ
カタログスペック
・周波数特性20 Hz ~ 20 kHz
・インピーダンス32Ω
・マイク周波数特性100 Hz ~ 10 kHz
・マイク感度-42 dBV @1kHz / Pa
・ドライバーサイズ40mmダイナミックドライバー
・ケーブルの長さ1.2m
・重量約220g
・接続3.5mm オーディオ(有線)
JBL QUANTUMシリーズについて

JBL QUANTUMには現在4つのモデルが販売されており、このヘッドセットはエントリーモデルとして位置付けられている製品です。

今回紹介する商品の上位モデルに、 JBL QUANTUM 400があります。
質感の向上、ソフト対応、そしてUSBで接続できるので、PCユーザーやアンプを持っていない人はこちらがおすすめです。コスパもとても良いです。
僕は自前でASTRO MIXAMP TRを持っていたので、USB接続やEQ機能は必要なく、このモデルを選びました。
外見レビュー
内容物

本体とマイク、説明書です。シンプルな内容構成です。
全体像

ボディはプラスチックが主となっています。頭の部分(ヘッドバンド)と耳にあたる部分(イヤーパッド)は肌触り、クッション性の良い合皮生地で出来ています。JBLらしい、無骨でクールなデザインですね。
ヘッドバンド

ヘッドバンドはハニカムの意匠が施されています。
シンプルな構造をとることでコストカットを狙っている感じですが、しっかりクッション性もあり、快適さも損なわれていません。
アームは12段階で微調整可能です。
が、やはり材質がプラスチックなので、耐久性はそこまで期待できません。ですが細部にわたってデザインされているので、安っぽさはあまり感じられません。

そもそもこのヘッドセット、なんと重量220g。
めちゃくちゃ軽い。
ゲーミングヘッドセットって基本的に「重い」んです。
感覚的に平均で350~400gくらいです。
ですがQUANTUM 100はクッソ軽いので、そもそもヘッドバンドで重量を分散させる必要がない、なので複雑な機構を取らなくても良いんですね。
軽いは正義。

コントロール部

シンプルでわかりやすい。
なによりボリュームとミュートが耳元で調整できるのがいい。
マイク部を引っこ抜いてミュートにするタイプのやつは面倒ですし、野良で潜っているときや家族と話す時に大助かりしています。
マイク

独自の全指向性ブームマイクです。
普通に使える良いマイクといった感じですね。
実際にASTRO mixampをかました上で友人とボイスチャットしても「普通にクリア聞こえる声」と評される感じです。

この価格帯で「普通に使える」こと自体驚きです。

マイクアームは可動域も程よく、柔らかく動かせ、ちゃんとふにゃふにゃにならない程度のホールド感もありあす。

マイク着脱機能は普通に音楽を聞く時や、収納時、持ち運び時に助かります。
ボイチャしない時に外せると便利です。筆者的にはマストの機能です。

マイクブーム(スポンジ)を取り外した状態。
なかなかいかしたデザインです。
イヤーパッド

形状はオーバーイヤー型、いわゆる耳に覆い被さるタイプです。
材質は合皮。程よく柔らかい感触で、頭部との隙間を埋めてくれるようにフィットするので心地よい装着感です。
筆者はメガネを着用してゲームをしていますが、メガネユーザーでも快適に使用できます。
スイーベル機構

持ち運び時に便利なスイーベル機構(たいらになるやつ)
出先でスプラトゥーンする時にとっても便利。
まあマイクがガッツリついているので左右を間違えることは少なそうです。
全体的な使用感
快適。
とってもいいですね。
側圧もちょうど良い感じ。きつすぎず、臨場感のある装着感です。
何より軽さは疲れにくさに直結するので、とても快適です。

また、コードが編み込みのナイロン製なので、非常に絡まりにくい。
これは上位機種にもなかなか搭載されていないので、ポイント高いです。
ジャックもイカしたデザインです。
エヴァンゲリオンのアンビリカルケーブルみたい。
ゲームでの使用感
では実際にゲームでの使用感を試します。
環境はPS4にASTRO MIXAMP TR(2019)、イコライザー設定はフラットです。

音質、定位感、ともに良し。
敵の位置が明確にわかります。
APEXがたのしくなりますね(小並感)

音質

【iOtakuによる音質評価】
高音域・・・星4 ⭐⭐⭐⭐☆
中音域・・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
低音域・・・星4 ⭐⭐⭐⭐☆
空間表現・・星5 ⭐⭐⭐⭐🌟
迫力・・・・星3 ⭐⭐⭐☆☆
かなり良い。
全域を満遍なく鳴らす「フラット型」のチューニングです。
音の分離感はさすがゲーミングヘッドセットというだけあり、音に包み込まれるような立体感を楽しめて聞いていてとても楽しいです。
JBLはオーディオマニアには有名な老舗のピュアオーディオメーカー。その名に相応しく音質もとても良く、普段音楽を楽しむヘッドホンとしても十分な音質になっています。
正直3000円台ではありえない、良い音です。流石はJBL。
JBL QuantumSOUND ™(JBLクオンタムサウンド)が採用されており、40mm径ドライバーユニットがベーシックモデルながら迫力のあるJBLサウンドを実現しています。
まとめ

- 軽さがもたらす圧倒的な疲れにくさ
- ゲーム用には惜しい音質
- 値段に見合わないナイスなデザイン
買いです。
アンダー5000円台では最強ではないでしょうか。
ですが、欠点を挙げるとコストカットの為、USB接続機能やEQ機能がないので、PCユーザーの方や、ゲーミングアンプを持っていないという方には、もう一つ上ランクの JBL QUANTUM 400がオススメです!
ですが、NintendoSwitchユーザーや、オンラインチャットでの使用目的で購入される方にはベストバイであると言えます。超おすすめです。